プレゼンが下手でも上手く見えるコツ

おっしゃプレゼンについて思うところ死ぬほどあるから書くぞ。

プレゼン上手くなりたいという人はたくさんいる。まじかよ!本気でそう思っているならお前は基礎が出来てなさすぎだぜ!プレゼンは日本人死ぬほど下手くそだから、お前は基礎ができるだけで十二分だ!それだけで「プレゼン上手い人」の称号を手に入れられる。ここに書いてあることを実践するだけで君は明日からハッピーニューイヤー!

目を見て話せ

まず聴取の目を見て話せ。基本中の基本。これができない人が8割ぐらいいる。喋るときは原稿を見るな。スライドも見るな。聴衆の目を見ろ。プレゼンとは「お話」である。20人と話すのではない。1人1人と話すのだ。目以外見るな。壁を見るな。手元を見るな。空中を見るな。目を見て話せ。それだけで惹きつけられる何かを演出できる。

発声練習をしろ

大きな声で喋れ。って言いたいところだが、そんなこと言ったってお前らはどうせ「あ、これはアタシ無理な項目だ。読み飛ばそう」とか言って無視するからこう言う。発声練習をしろ。カラオケ1人で行ってマイク使わずに曲も入れずにただ1人で立って、できるだけ大きな声で「あえいうえおあおあいうえお」って言え。これをあかさたなはまやらわ行それぞれやれ。や行はやいゆえよ、わ行はわいうえおだ。やれ。やれって。やりなさいよ。やるだけで声が大きくなるわけないって?なるんだな。それが。

少なくともお前はさ行あたりから、「暇だなー。よし、暇だから大きな声出すためにどうしたらいいだろか」と考え始める。それが本質だ。あと1人でカラオケに行くという点で勇気を振り絞る練習になる。勇気は筋肉みたいなもんだ。鍛えれば、鍛えられる。やれ。やれって。あかさたなはまやらわ、をわ行まで一度でも大きな声で最後まで言い切った奴は、やる前から「意味ない」とか言ってやらない奴よりも、何かが上だから。何が上かはカラオケ行けばわかるって。まじ。

スライドを読むな

スライドに長々と文章を書くな。ましてやそれを頭からお尻まで読むな。そんなの最悪だ。

そんなのばっかなプレゼンは、紙の資料を渡せばわざわざお前に読んでもらわなくても伝えられる。じゃあそれでいいじゃん、てなる。違うだろ。プレゼンは情熱を伝えるものだろ。情報を伝えるものではなく心を動かすものだろ。だからわざわざ体引っ張り出してきて喋るんだろ。

なら読むな。人の目を見て喋れ。

それに、書いてある文章を読むだけの淡々とした喋りなら、どうせ言ってる内容も、耳には入っても頭には入らない。読むな。つたえろ。

質問をするな

お前らがよく落ちいるミスを先に言ってやるよ。質問と相談はするな。

プレゼンは発表の場だ。何かを伝えたくてお前はそこに立っている。そうなんだよ。お前はそういう立場なんだよ。自分の立場を履き違えるなよ。間違っても、「○分間、○○について喋れと言われたから」という理由でお前はそこに立っているんじゃない。もしくは座っているんじゃない。主体的であれ。積極的であれ。

プレゼンにおいてよくこういうのを見かける。

「みなさんは○○についてどんなイメージを持っていますか?」

やばい。最悪だ。このあと数秒の沈黙が入る。バカはこの沈黙を長くとる。大抵、しーん、、、と会場が静まり返る。そして次に

「あなた、どうですか?」

と誰かに聞く。そして急にスポットライトを当てられた可哀想な視聴者は恥をかかない、当たり障りのない回答を必死で探した後、

「○○って感じですかね・・」と答える。

そして無能なプレゼンターはこれを色々と言い換える。もっと無能なプレゼンターはそれさえしない。

・無能なプレゼンター「なるほどー○○とか△△って感じですかねー(←聴衆は△とは一言も言ってない)」

・もっと無能なプレゼンター「なるほどー」

そしていずれも無理やり、「まあみなさん、□□や☆☆といったイメージがあるのではないでしょうか?」とか言いながら、□□、☆☆と書かれたスライドに移動する。

呆れてものも言えない。

最初っから、□□とか☆☆って言ってほしいなら、いちいち聴衆に聞くな。最初っから自分の口で、

「みなさんは○○についてどう思いますか?おそらく、□□や☆☆といったイメージがあるのではないのでしょうか?」

って言え。断定しろ。自分で自分のプレゼンのレールを敷け。もしその断定が間違っていたらそりゃ聴衆の心は離れていく。だが、だからと言って聴衆に質問をしたところで、返ってくる回答はスライドに用意した□□と☆☆ではない可能性が圧倒的に高いし、「無理やり言いたいことと繋げたな」と冷められる可能性もある。ならば最初から覚悟を決めて断定していけ。

言ってしまえばそもそも、「みなさん、○○といえば、□□というイメージがあると思いますが」という流れ自体が危険だ。必要かどうかよく考えて、自分の主張にどうしても必要な流れだと思った場合のみ入れろ。

聴衆をプレゼンの一部に参加させるのはそもそも応用力が試される難易度の高い技だ。時間いっぱい用意していった方が無難だ。

相談をするな

聴衆に質問するよりもっと最悪なのは相談することだ。「○○についてみなさんどう思いますか?みなさんと議論を交わしたいです」

これはものすごく高レベルな展開だ。正直、日本人が複数人集まって、あるテーマについて議論を交わす、というのはもはや無理だ。大学のゼミやら、もとよりそういう目的で集まった集まりならともかく、プレゼンを聴こうという受け身状態でいた人たちに急に議論を要求するのは失礼だ。うまくまとめられる自信がないならやめたほうがいい。

相談するな。お前が喋れ。せっかくみんなが聞いてくれているのだから。

「プレゼンする理由」をプレゼンするな!

ムサビで課題のプレゼンをするとき、「このテーマを選んだ理由」や「制作において大変だったこと」「工夫したこと」「やり終えての感想」などなど、作品の中身と関係のない制作経緯を喋る人は無能だ。「私の作品は5分間喋れるほど内容がありません」と公言しているようなものだ。

プレゼンでは「まず、これは何か」「何に便利か・何を表しているか」「何がわかったか」「何がすごいか」など、とにかく作品の中身を言え。内容を言え。経緯を語るな。結果を喋れ。

質問タイムを支配せよ

もしプレゼンを終えた後、数分間の質問タイムがあるときがある。これを支配しろ。

最初から、伝えたいことの8割しか喋るな。2割を意図的に残せ。例えば「総売上の金額」とか、「1回目にやったときはどこでやったのか」とか、なんでもいいから回収していない情報を残して、それを質問させろ。

少し説明不足な余白を残しておくことで聴衆は最後まで耳を傾けるようになる。

また、その2割で質問タイムを終わらせることで変な質問をさせずに済む。

もし10割喋ってしまったら、質問タイムで聴衆は「なにか質問せねば」と頭を回転させ、どうでもいいことを質問してくる。

こんなのは時間の無駄だから、大事なことだけ喋って5分使って、言えてないことを質問タイムを使って喋る。万が一、ほしい質問をされなかったら、別の質問に対する回答を脱線させて無理やり言い足りない2割を喋る。これで時間を有意義に使える。これは基本のテクニックだ。

以上!プレゼン上手くなりたーい、という人はやたらいるが、ていうか美大生のほとんどは思ってると思うが、そのためにできる簡単なことをみんなやっていない気がする。口だけじゃん。とりあえずカラオケ行って発生してみようよ。とりあえずスライド見ずに人の目見て話してみようよ。とりあえず5分間の喋りを原稿に起こして暗記してみようよ。それだけでガラッと印象は変わるはず。

全員が全員プレゼン下手なこの国において、周りの人から「プレゼンうまいねー」と言われるなんて難しいことでもなんでもないんだから、みんな最低限のことはやろうよ。世の中の日本人全員がここに書いてあること全部できるようになることを祈る。がんばろ。

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