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「やりたいこと探し」のやり方

こんばんは!なになに!?バイト先の先輩が仮面ライダーカブト役をやったあの水嶋ヒロと大学の同期で体育の授業では2人で卓球をしたこともありしかもその頃丁度カブトの撮影時期と重なってて「今どんな感じ?」「もうすぐ最終回〜」なんて会話も仲むつまじ気に交わしていただあああぁ〜〜!??水嶋ヒロが「もうすぐ最終回〜」…だあああぁ〜〜!?けしからん!!今度会ったらもっと聞かせて!!ガストンです!

1.好き度
みんな、好きなものって誰しもあるよね。例えば絵を描く、とかね。多くの美大生は「趣味・特技」の欄を『絵を描くこと』で埋めてきたよね。でも、絵を描くことが好きだから美大に入ったはいいものの、いざ入ってみたら「あれ、おれより絵描くの好きなやつ腐る程いるorz」ってなるよね。ううん、むしろ予備校に入った時点でもうそこは挫折だよね。「ああ、おれはそんなに絵を描くのが好きじゃなかった」ってね。何故か敗北感があるよね。敗北感。画力とは別に、「好き度」における敗北感。別に勝ち負けの話じゃないはずなのに、なんでか「にわかですみません」って感じするよね。でもこの敗北感は確かにある意味、敗北だと思う。

っていうのも、美大生、というかクリエイターにとって、「好き度」で勝つことはすっごく重要だと思うから。「好き度」で負けた時に感じる敗北感は、幻想じゃなくて実際に自分の現在の好きレベルとして認識した方がいい。

2.好きなこと探し=やりたいこと探し
美大の1,2年生とかさ、教授とか先輩とかにさ、こう聞かれる。
「将来どんなことしたいの?」
で、大体こんな風に答える。
「んー、グラフィックか映像に興味があるんですけど、まだ迷ってます。それに、まだ他にもいろんなことやってみたいです」
もうちょっとバカだとこうなる
「んー、デザイン事務所に入りたいです!」
もっとバカだとこうなる
「んー、色んな人と繋がりながら、ものづくりをしていきたいです!」
そりゃまあどの職就こうがそうなるだろさ。
教授もさ、具体的に「美大生がよくいく就職先100(企業名、職種名、具体的に何やるかまで明記」とか作って入学直後に教えてくれりゃ、学生もこんな質問に対して苦し紛れの回答テンプレートを考える必要なくなるのに。

まあでも、多くの1,2年生、または3年、あるいは4年生の本音を言えばこうだろう。
「やりたいこと!?わかんね!まだ特に見つかってないです!やりたいこと探し中ってやつです!」

やりたいこと探しってのがつまり好きなこと探しだよね。
多くの美大生が、美大に入った時点で、自分は絵を描くのがそんなに好きじゃないってことがわかった。じゃあどうするか。他に、仕事にしてもいいって思えるくらい熱中できるものを見つけなきゃならない。じゃあどうするか。

3.やりたいこと探しのやり方
とりあえず、やりたいことが見つからないうちは授業とかでとれそうなやつ片っ端から体験していく。グラフィック、編集、サウンド、3DCG、web、プログラミング、映像、イラストなどなど。授業以外にもサークルに参加してみるのもガチでアリだ。企画、舞台美術、演出、照明、演劇、歌、ダンス、音響、版画、窯工などなど(スポーツ系サークルは除外。ものを作る上でツールとなりえない)。もし、好きになれるものが仮にあるとして、まだそれに出会っていないだけだとしたらとにかく出会う分母を増やすしかない。全部やるしかない。

でも最近思うのは、やりたいこと探す上で色んなものに挑戦するのと同時に、同じくらい大事だなと思うのがもう既に出会ってる分野をもっと好きになる努力っす。
最近おれ、グラフィックの授業受けだして、いや今までもグラフィックの授業は受けたことあんだけど、今回のは進め方がすごくしっくりきた。グラフィックの奥深さをめちゃめちゃわかりやすく説明してくれたから、グラフィックの何がどう面白いのかどんどんわかってきてる。
今までグラフィックにはあんまり興味を持てないでいたおれが、だよ?

具体的にその授業のいいところは、とにかくたくさん「いいグラフィック」を見る習慣を付けさせられたこと。いいグラフィックってのはレベルの高いとされてるグラフィックのことね。たくさん見なくちゃ課題が出せない仕組みになってるから嫌でも数見なきゃいけない。するとだんだん、「レベルが高いとされてるグラフィックはなんでレベルが高いとされてるか」がわかるようになってきた。さらに自分が作ったグラフィック作品をそれらと並べて見ることでより明確に「いい」「悪い」がわかるようになった。
「もう既に出会ってる分野をもっと好きになった」瞬間だった。

4.もう既に出会ってる分野をもっと好きになる努力
そんで最近は、「これ、いいな!」と思ったもの(街で見つけたポスターや道端に咲いた花などなんでも全部)をiPhoneで写真に撮って、それ専用のアルバムにすぐ入れるようにしている。ちょっとでも「いい」と思ったらすぐ撮る。とにかく撮るハードル下げて数を稼いで「うふふ、いっぱいある〜もっと集めよ〜」と気分よくなることが大事。気分よくならないと続かない。続けることが大事。

でさ、この続かせようと工夫してるとこ。これって努力じゃん。もう既に出会っている分野をもっと好きになる努力、別の言葉で言うならそこそこ好き、を大好き!に変える努力じゃん。なんかさ、おれ今までさ、好きなものって、努力して好きになるもんじゃねえよなーとか思ってたの。「あの展示、行かなきゃ!」とかさ。行かなきゃ!って思って行くもんじゃねえよな、展示って、みたいな。ほんとに好きな人は行かなきゃ、とか、やらなきゃ、とか思わずに勝手にそうするだろな。って思って、なんかそういう人に対する例の敗北感もあって、にわかのくせに大好きなふりしてるような気恥ずかしさもあって、「あの展示はちょっと興味あるが行くほどではない」なんて自己完結させて行かずに終わったりしてた。

でも、ありゃ全部間違いだな。大間違い。美大生がしていいことじゃないな。そこそこ好き、を努力でもって大好き!に変えることは可能だわ。
「ダイスキは、つくれる!」って感じ。

例えばこのPV、なんかいいな!って思ったら、「まあおれ映像そんな興味ないし」なんて言わないで、そのPVの監督をググってみる。ささいなことでもいいから一個、なんかアクション起こす。で、調べてみると同じ監督が担当してる映像作品がずらっと出てきて、あれも!?みたいな発見があったり、まだ見てないやつ見たり。そうしているうちに、その監督の特徴とか見えてきたりして、映像全体に対する興味が増していくかもしんないじゃん。

他にも例えば、なんかの展示行って、あーよかったーだけで終わるんじゃなくて、「特にあのブースの照明がクソ綺麗かったな」って思ったら、展示スタッフググって照明担当とか美術担当の名前とその人の他の仕事見てみたりね。少しでも興味が広がっていったら、「めんどくさい」がやってくるまでに行けるとこまで行く。「めんどくさい」が来るのが遅ければ遅いほど、結構好きってこと。

そういうの繰り返してると、絶対「そういう職種もあるんだ!」とか、「そういう人生の進め方もあるんだ!」とか絶対ある。新しい職種見つけたら自分がそれに就くには具体的に、ほんとに具体的にまじで調べるといい。
てか興味ある仕事の就き方はまじで調べた方がいい。よく、ディズニーランドを運営するオリエンタルランドに就職できたらなーって言ってる美大生いるけど、何をどうやったらなれるのか本気で調べたんだろうかと疑問に思う。別にOB訪問とか、就活中の3,4年生しかやっちゃいけないなんてルールないんだよ。そういうのすればいいじゃん。「ミッ◯ー着たい」って言えばいいじゃん嘘。おれもディズニー好き。

とにかく、好きなものを直視して興味を広げていくこと。
就職を見越さなくていい。身近なとこに目を向けるのが大事。
例えばアニメとかでもいい。自分はこのアニメが好きだ。じゃあこのアニメのどこが好きだ。声優だ。この声優のこういうとこが好きだ。同じ声優の他の作品も見てみる。興味広がる。
あるいは、このアニメの脚本が好きだ。原作調べる。本でも読んでみる。意外と本もいい。他の本も読んでみる。興味広がる。
あるいは、この特撮(てゆうか仮面ライダー)が好きだ(byおれ)。仮面ライダーの、毎年似たような構成なのに飽きないとことか変身シーンがダサくて笑えるのになぜか数回見てるとかっこよく思えてきて気づいたらハマってるこの感覚が好きだ。なんでだろう。なんでだろう。自分でオリジナルライダーを本気で作ってみる。就職用のポートフォリオに載せる。

などなど。ささいなことに対する「好き」を見逃さない努力はいくらでもできる。その努力が、将来どういう職種に就く上でどう有利に働くのか、というのは、行動する前に考えるべきではないと思う。
行動して、一度火が付けばこっちのもんだ。飽きるまでやればいい。

美大の授業なんて、大半はやりたいことを見つけるまでの分母稼ぎでしかない。やりたいことが見つかったら、放課後の自主制作の方が楽しいに決まっている。そうなるためにも、上に書いたような美大生的努力は惜しめない。

「好きなことを仕事にする」ために、「好きなことを見つける」ために、「そこそこ好きを大好き!にする」のだ!!!!!!!!!!!

デザインは魔法ぢゃないょっ!☆

こんにちは!誰かに、書いてよーって言われたらそれだけでブログ書く気100万倍!中身のない記事でもなんでも書いちゃう!てゆうか思うんだけど世の中が求めてるものそのまま作ったら得てしてレベル低くなるよね。おれらがすげえっ!ってなるもんておれらが頭に描けないもんだよね。なんの話だろ。ガストンです!

こないだ、バイト先の制作会社で生まれて初めての修正とやらをやりました!ワーオ☆

修正とは、
デザイナー「今度のWebサイト、こんな感じでどうすか?」
クライアント「んー、ここをもっとこうしてください」
デザイナー「りょうかーい!!」
ってやつですね。「ここをもっとこうしてください」ってのが修正ね。この説明のための数行、もはやいらないね。

ちなみに、やっぱしクライアント先っちゅうんもんはデザインのことなんもわかっちょらんな!と思うことがありましてね。いやいやこんな未熟者の私でもそう思うからそう言いますが、そうなんですよ。

具体的にはこういう感じね。

1.修正くる
2.おれ「えー!絶対ダサい!絶対こここうした方がいいのにー!でも言うとおりしとこー」
3.先輩に見せる。
4.先輩「えー!絶対ダサい!絶対こここうしてこここうしてこうしてこうしてこうした方がいいのにー!でもとりあえず言うとおりしとくか。でもここだけはこのままもいっかい出すか」
5.おれ
(えー!さすが先輩、思いつく量がおれとは比にならないー!そこをそう変えるというアイデアは思い浮かばなかったー!そのままでいんじゃねって思ってたー!さすがー!
えー!さすが先輩、でもここだけはこのままもっかい出すか、って、なに言ってんのこの人ー!クライアントの言うこと無視かー!ごり押しかー!それでいいのかー!まあでも先輩が言うなら従おう)
おれ「なるほど、了解です」
6.先輩に言われた通り修正する。
7.修正完了する。
8.データを先輩に渡し、最終チェックの後、クライアント先に提出。
9.修正完了!

てな感じです。

ほんで、修正してて思うのは、デザインわかんない人は、デザイナーを魔法使いかなんかだと思ってるな、ということ。

こないだ大学の講義でも先生が言ってました。「一般の人は、デザインを魔法のようなものだと思っている節がありますが、これからデザインができるようになろうと思っている君たちがそう思っていてはまずいんです」と。

この話を聞いたときは、デザインは魔法~?そんなの思ったこともねえよ、と思いましたが、修正の指示の書き方を見ていると、なるほど、魔法か、と納得してしまいました。

どういうことかと言うと、たとえば
「この枠の中に、~~という文章と、この画像を入れてください」とか来るのね。
で、どう考えても収まんねえよ!って思うことがある。てゆうかこの画像、いる!?って思うこともある。
他にも、「添付ファイルを参考に、それぞれの画像サイズでリデザインお願いします」とか来る。イラレデータをいじってパーツごとに拡大縮小できるかと思いきや、jpgじゃねぇかぁーーー!!とかある。まあ、素材が不十分ってこと。これでなんとかしろと、みたいな。

さらに極め付けは、
「ここのタイトル、色つけるとか、何かしらデザインしてください」

…やばいっす。まじやばいっす。
たぶんこの人、「デザイン」を、「何かしら装飾的要素を足してかっこよくすること」だと思ってます。まじ怖い。どうしたらいいかほんとわかんない。さすがの先輩も笑うしかなくなってた。
そのときはとりあえず、何かしら装飾的要素を足してかっこよくしときました(ドォーーン!!)

たぶん、デザイナーに投げればそれっぽく仕立ててくれると思ってるんです彼らは。そして、たぶん、デザイナーの仕事を見て、「おー!さすが、プロに任せると違うなあ」とか、そんなに思ってないんです彼らは。この文字の使い方がうまいなあとか、この色の配置がいいなあとか、そういうデザイン的思考を持ち合わせてなければ何がどうすごいかさえもわからないからです。

それに対し、何をどうすればもっとよくなるかを考え続けるのがデザイナーです。そのためにたくさん試行錯誤したり、他の人が作ったものを観察したり、色んな本を読んだりします。

魔法という言葉は、「なんかよくわかんないけどそうなってること」の代名詞的扱われかたをしますが、それはあくまで、「僕たちが魔法を使えない」ということが前提にあるからです。

ハリーポッターは、ハリーポッター的には、なんとなく杖をふって、なんとなく呪文を唱えているだけではないというわけです。