うるう見た小林賢太郎やっぱすごい

こんにちは!来年は申年ですが、見ざる言わざる聞かざるはダジャレ効いてるから日本発祥かと思いきや輸入物だそうです!ガストンです!

うるうの東京公演の千秋楽を見に行きました。小林賢太郎のほぼ一人芝居です。めっちゃ期待していきましたが、めっちゃ面白かったです。感想です。

劇場でか

生の小林賢太郎は初めてです。よく見えないなーというのが感想です。客席は最上階の最後尾でした。顔はほぼ見えませんでした。オペラグラスを持参すべきでした。

劇場は神奈川芸術劇場というところです。とにかくでかい。5階から10階が吹き抜けになっていて、最大1200席入るらしい。うらやましい。あんなとこで劇やりたい。

あと前説がなかったです。客入れ状態から暗転して急に始まる。マナーモードと機内モードにはしてたものの電源切り損ねました。でも雰囲気は確かに守られていた。こんなでかいとこだと前説やらないのもひとつの手なのか!?それとも前説しないのは小林賢太郎だけなのか!?そういえば劇団☆新感線とかは前説やってたっけ?誰か教えてくれ。

チェロに圧倒されたのは生まれて初めてだぜ

上演中舞台上にはコバケンと徳澤青弦というチェリスト。公演中、音楽も効果音も全部チェロで行う。弦楽器に胸を踊らされたのは初めての体験だった。音楽に疎く、チェロを見ても「チェロだ」とわからないガストンでも「音いいなあ」と思えた。これはすごいことだ。

一貫したお話4割、コント6割

ガストンは演劇を見るとき、一貫した物語であると大変嬉しい。こちとら「脚本」に重きを置いて見に来てる。いつも。だけどうるうは、単発のコントを織り交ぜながら、最後には一貫したお話だったことがわかる、という構成だった。個人的にここは残念。やはり小林賢太郎の作品の中で一番好きなのは「TAKE OFF」。シンプルで、わかりやすく、見やすく、ちゃんとエンターテイメント。

ファンタジーだ。これはファンタジーだ。

ファンタジーでした。なるほど、舞台でファンタジーってこういう風にやればいいんだ、というのが目からウロコだった。妖精もエレクトリカルパレードも出てこないしジブリっぽい要素も感じないし衣装も舞台も地味でそこまで非日常感もない(ちょっとあるけど)。でも終盤で誰もが「ファンタジー」を感じる。いい勉強になった。

ファンタジーかどうか、っていうのは見た目だけの話じゃないんですな。昔、地元徳島で見た辻仁成原作のミラクルっていう舞台を思い出した。どこにもファンタジー要素がないんだけど、脚本上の終盤のひとつの出来事で、物語全体がファンタジー色に染まる。これに近いものがうるうにもあった。あんな作品作りたいなあ。

勢いの笑いが1つもないよなあ

笑いの種類の研究をしてるんだけど、小林賢太郎って勢いの笑い1つもないよなあ。つまり、「なんでやねん!系」の笑い。

ひとつひとつの笑いが無難。万が一滑っても、滑った感じにならない。「笑うとこなのかどうかわからない」と思われても仕方ない笑いもガンガン入れる。でもわかってもらえなくても変な空気にならない。うまい。

とにかく笑いのセンスが高い。絶対笑ってやるかと思いながら見たので計3回くらいしか笑わなかったが、3回はどうしても吹き出してしまう笑いがあった。畜生。

1200人を笑わせるのはどんな気持ちなんだろうか。羨ましい。あれぐらいレベルの高い舞台がもっともっとあっていいはずだ。アホロ第四回頑張る。

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