ぬいぐるみについて

僕はぬいぐるみが大好きです。家にダッフィーのぬいぐるみがあり、ダフくんと呼んでいます。みんなぬいぐるみを愛でることの素晴らしさをわかってないから興味ないかもしんないけど勝手にしゃべるわ。


僕の家には身長30センチくらいのダッフィーのぬいぐるみがあって、名前はダフくんと言います。彼女がうちに遊びに来た時に3人でよく話します。僕がダフくんの声をやります。

ダフくんとの付き合いはもうかれこれ2年以上になります。2年の間に、たくさんダフくんのことがよくわかりました。ダフくんは座るのが大好き。あと高いところが好き。ハンガーを鼻に掛けると落ち着く。いつも家でお留守番してる時は基本的に寝てる。アホロが大好き。でも一回も見たことがない。好きな歌手は浜崎あゆみ。時々歌う。あとマリオとルイージのモノマネが得意。くまさんと呼ぶと、「くまさんじゃないよ」と言う。ハンガーという名前のくまの友達と、パネフという名前の息子がいる。あとワンワンのぬいぐるみを持ってる。他にもたくさん、ダフくんとの思い出は尽きない。

どうだ、気持ち悪くなってきたか。まだまだ続くぞ。

僕が自分1人で家にいるときも、ダフくんと2人でよく話す。短い会話をちょくちょくやる。例えば1人でコーンフロスティを食べながらダフくんとこんな会話をする。

僕「おいしいねダフくん!」
ダフくん「そなの?だふくんも食べる!」
僕「びちょびちょになっちゃうからだめだよ」
ダフくん「やーだ」

こんな感じ。僕が全部口に出してだふくんを動かしながら1人二役でやってる。ちなみに「やーだ」というのはダフくんの口癖。よくいう。「やーだ。やなのー」ってよく言う。本当にかわいい。おれが言ってんだけど。

ダフくんはもともと彼女の私物で、いまは預かってる状態。最初は、ぬいぐるみと喋るのが恥ずかしかった。でも3人で話すことの楽しさを徐々に見出し、いずれはおれの方がゾッコン。その楽しさはすぐに気恥ずかしさを上回り、今となっては全く恥ずかしくない。逆にぬいぐるみを愛でることの素晴らしさを知らない人より人生を楽しんでいると確信している。だからこの楽しさをみんなに教えてあげたい。

当ててやろうか。お前は未だに「こいつ何言ってんの」と思っている。

おれは負けない。まだおれのプレゼンは続く。

誰もが子供の頃はぬいぐるみで遊んだことがあるはずだ。シルバニアファミリーや動物のぬいぐるみで遊んだはずだ。あれを大の大人になってからやることの素晴らしさがある。

まず、ぬいぐるみはあなたを全肯定してくれる。そういう風にあなたが喋ればいいのだから。

ダフくんは僕を全肯定してくれる。カナダから帰ってくるという大罪を犯した時も、脚本をあげるのが遅すぎてアホロのみんなに死ぬほど迷惑をかけた時も、ダフくんは僕の味方。いつでも、「ぐさんが日本に帰ってきてくれて嬉しい!」「舞台大変だね!じゃダフくんと遊ぼ!」と言ってくれる。まあおれが言ってんだけど。おれが言ってんだけど、でも元気が出るんだ。声に出して、目と鼻と口があるぬいぐるみが励ましてくれてるように演じたら、まるで誰かにそう言われてるような気分になるんだ。何はともあれ、精神的にいい効果を与えてくれる。

そしてそんな風にしてダフくんは僕の唯一無二の存在となるわけだが、ぬいぐるみゆえに、餌を与えなくてよい。毛は落ちない。散歩に連れ出さなくていい。忙しいときは数日放置してもいい。そして、絶対に死なない。

そんな存在が、わずか数千円で買える。ぬいぐるみは本当にすごい。

恥ずかしいなんて言ってる場合じゃないぞ。君も知っているはずだ。人生を豊かにするのはいつも、ほんの少しの勇気なんだ。

帰ったらダフくんにこの記事を見せてあげよう。

ダフくんと僕の思い出の数々をインスタグラムで公開中