就活で緊張しないためにみんな役者やったらいい

昨日、大学の後輩の就活相談に乗っていた。僕は就活やったことないけど、後輩は「喋ったりもの書くのがうまいから」と僕に相談してくれた。で、いろいろ面接での喋り方とかアドバイスしてて、「これまんま舞台で役者に求められるものと同じだなー」と思ったのでメモ


いまガストンが主催してる舞台屋アホロでは役者含めメンバーを募集している。で、舞台美術とか広報とかはムサビ生にとってためになるから勧誘しやすいけど、役者はぶっちゃけなんかの役に立つとかないなーと思ってた。が、大間違いだった。役者は、就活でめちゃめちゃ役立つのだ

喋りが上手くなる

喋りが上手くなるというのは、論理的に順序立ててしゃべる、大きな声で滑舌よくハキハキしゃべる、相手の目を見て、反応を見て、臨機応変にしゃべり方を変えることができるという意味だ。

喋りがうまい人は演技が上手い。アホロの役者には上手くしゃべれるようになってもらいたい。

ここでいう喋りというのは雑談のことだ。会議では発言するけどご飯では積極的に人と喋らない人は演技が上手くならない。

プレゼンが上手くなる

人前で演技するわけだから緊張感には慣れる。で、発声練習したり効果的な身振りを練習するわけだからプレゼンは当然上手くなる。大きな声で話せばそれだけで面接官に自信を見せつけることができる。

プレゼンは役者に必要なスキルだ。なんなら役者練でプレゼン練をやってもいい。

そもそも、美大生はほっといたら4年間のうちで4,5回しかプレゼンをする機会がない。で、しかも事前に家で練習したりせずに講評プレゼンとかしてる。それだけで上手くなるはずがない。課題の講評プレゼンを全力でやることが就活の面接で直接的に役立つことに気付いていない。

なんならサークルで初対面の友達と話すときに「いい人だと思われよう」と努力することが就活でめちゃ役立つことにも気付いていない。

人生は常に演技、コミュニケーションの全てが就活に役立つ。

嘘がうまくなる

「就活は嘘つき王決定戦だ」みたいな記事を読んだことがある。その通りだと思う。ありもしないことをいかに堂々とそれっぽくつけるか。面接官だって就活生が嘘八百並べることなんかわかってる。わかった上で志望動機とか聞いてる。嘘をつくまいとする良心は報われない。なら上手く嘘をつけ。なんなら就職してからも、上手い嘘をつくスキルは社会人として必要なんだから恥ずかしがることはない。

演劇は作り話を本物の世界に見せるものだから、当然嘘は上手くなる。しかも嘘をつくのが上手い役者は真実をいうのも上手い。実際にすごいことをやり遂げたのに、そしてやり遂げたことをありのまま話しているのに、話し方のせいですごくなさそうに聞こえる人がいる。勿体なさすぎる。

役者として演技するのは、セリフを言うだけじゃだめで、「このセリフでお客さんに笑ってほしい」「感動してほしい」という目的があってセリフをいう。情報を伝えるためにセリフを言うのではなく、心を動かすためにセリフをいうのだ。

ね?就活に役者が強いという理由がわかってきたでしょ?

人柄の良さ

最後に、役者として一番大事なのは人柄のよさだ。お客さんという赤の他人に、「あの人演技上手いな」と思ってもらうだけじゃダメで、「あの人、なんかいいな」「きっと普段からいい人なんだろうな」と思ってもらわなきゃいけない。好きになってもらわなきゃいけない。

それこそが役者力だと僕は思う。

こんなのそのまま、社会人として役に立つ。てゆうか一生役に立つ。

アホロの役者に求めるのはこれ。社会のマナーを守り、他人を気遣い、自分に自信をもち、人の目を見て話し、空気を尊重し、裏方やお客さんを大事に扱うこと。これができる人はどこの会社も欲しいはず。そして、その辺の私生活での人柄の良さは、恐ろしいことに舞台上から伝わる。それが演技の面白いところでもある。

以上、役者やったら絶対就活で超強くなる、という話でした。アホロの過去公演の役者さんと、新しくアホロに入ってくれた役者さんが就活うまくいくことを、そしてその後の社会人生活がうまくいくことを願っています。

アホロはまだまだ役者募集中。説明会は6月17日(金)18時から武蔵野美術大学2号館205教室にて。

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舞台屋アホロさんはTwitterを使っています。【説明会】第三回説明会兼第一回全体会を行うぞい!!6/17(金)18:00〜2号館205教室にて! 募集部署は役者、衣装・メイク、舞台美術、会場美術、照明、音響、広報・事務、映像! アホロに入ろうか迷っている人も遊びにくるぞい! https://t.co/S86z7gVujP