物語の死ぬほど基礎

こんにちは!死ぬほど基礎って発音すると、ほぼ死ぬほどクソに聞こえるね!ガストンです!

酔った勢いで物語というものの本質について考えてみるべ。物語とは「なぞること」である。というのが結論だべ。

物語って面白いよね

物語って面白いよね。桃太郎とか浦島太郎とか白雪姫とか赤ずきんちゃんとか三匹の子豚とか、子供の頃読み聞かせしてもらって楽しんでただろうし、今でも映画とか見て楽しいよね。

で、物語っていうのはほとんどのエンターテイメントにくっついてる。小説も映画もドラマも演劇もバレエもミュージカルも、なんならスポーツにもドラマがあるし音楽にも歌詞がある。物語がおれたちは大好き。

物語の定義はなんだろう。

仮説として、「教訓があるもの」としてみよう。

「あるところに二兎のウサギを追う人がいました」

これは物語と呼べない気がする。映画が始まって、二兎のウサギを追う人の映像が映り、終わったら、クレームの嵐だろう。じゃあこれならどうか。

「あるところに二兎のウサギを追う人がいました。二兎とも逃がしました」

これでもまだ物語じゃない気がする。物語というかは、事実。事象。こういうことが、起きました。という報告。でもこれならどうか。

「あるところに一兎のウサギを追う人がいました。もう少しで捕まえられるという時にもう一兎のウサギが出て来ました。人は欲が出て二兎とも捕まえようとしたところ、結局、二兎とも逃がしました」

これなら、物語っぽい。

なぜなら、おれたちはここから教訓を得ることができる。欲張るとかえって損をするという学びを得られる。なぜなら、思い出せるからだ。「これに似たこと、前に現実であったなあ」と、過去の体験をなぞることで、ただの事実ではなく教訓を孕んだ物語として飲み込むことができる。

「あ、この主人公がやってるのに似たこと、前にあったなあ」と思うことができると物語として成り立つ。

これをやるためには「感情移入」がキーとなる。

さっきの例では、主人公が欲を出したという描写をきちんと描いた。主人公の心理描写だ。

「二兎を追いました。逃がしました」だけだと事実だが、「欲が出て」とか一言添えるだけで人間が見えてくる。人間が見えてくると人は感情移入し、リアルの自分との共通点を探り始める。そして共通点を見つけた時に物語から教訓を得る。

物語の定義は、「心理描写を含んだ出来事の展開」であると言えるかもしれない。

物語のゴール

酔ってるので話があっちこっち行く。

物語のゴールを決めてから書き進める方法と、とりあえず登場人物に行動させてみて、やりながら展開を妄想する方法とがある気がする。

もし前者で、ゴールが「仲間の大切さ」だとするなら、どんな展開を用意すればいいだろう。

たぶん、「仲間仲良し!」→「裏切り・すれ違いなどによる亀裂!決別!仲良くない!」→「2人で協力しなきゃ乗り越えられない新展開!協力!突破!やっぱ仲良し!」という展開にすればいい気がする。

なんにせよ、「やっぱ仲間って大切だよな!」と見終わった後に思えるような展開を用意すればいい。

じゃあ他の例。

「夢を諦めないことの大切さ」だったらどうだろう。

たぶん、「おれには夢がある!叶えるぞ!」→「やっぱ無理そう!諦めようかな!?」→「やっぱ諦めない!頑張る!その結果叶った!」ってやればいい。見終わった後に「諦めなくてよかったね!諦めないこと大切だな!」と思えるようにする。

物語の強みは、そういうテーマを、「視聴者に気づかせる」ことができることにあると思う。ここが物語の本質な気がする。ブログではできない。

例えば登場人物がいろんなシーンで「夢を諦めないことって大切なんだあ!」って連呼してても、この情報は伝われど、お客さんには響かない。響かせるためには自分でテーマに気づかせる必要がある。それをするためには、その気づきを得るのに過不足ない適切な展開を用意する必要がある。

脚本書くときは自分の経験が助けとなる

もし自分が「夢を信じ続けることの大切さ」をテーマに脚本を書きたいけどどういう展開にしたらそのテーマをお客さんに気づかせられるのかわからないときは、自分が過去にそのテーマに気づいた、もしくは気付かされた実体験を思い出してみることが有効かもしれない。

なんで自分はそのテーマを書きたいのか?

そのテーマに自分が気付かされた強烈な体験があるなら、それをそのままやっても面白いはず。

もし実体験が思い出せないなら、そのテーマはもしかしたら一般論から引っ張ってこられているのかもしれない。そうすると、薄っぺらいものになる。

脚本家に必要なのは、まず自分が、人間が変わるような強烈な体験、最悪な挫折、どぎつい失恋、人生で感じたことのないような達成感、満足感、そういうのを得ること。そしてそれらを「展開」に返還し、「セリフ」に宿らせること。かもしれない。

酔ってるからこれで終わり。

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