脚本の研究-開始10分で「どんな話か」わかるか

先日、こんな画像をtwitterにあげたところ50いいねくらいついてテンション上がりました。

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一個一個語りたくなったので、飽きるまで一個一個語っていこうと思います。

開始10分で「どんな話か」わかるか

お客さんは「自分がこれからどんな話を見なくてはならないのか」わからない状態で10分以上待たされると不安になります。話の未来がある程度見えないと、見てて疲れます。どんな話なのか、これからどうなっていく話なのか、何ができたら終わりになるのか、そういうことをできるだけ序盤でわかりやすく説明した方がよいです。

アホロの過去公演を例にとると、『アホロ』では大学生が3人集まって「PS4で火星に行こう!おー!」となるシーン。
『コモーディア!』ではクリリンが「喜劇でアイツを死刑にしよう!」と叫ぶシーン。
『お家に帰るまでがテロです』ではヒロシが「ネット動画で革命起こすぞー!」と言うシーン。
『額の中からシルブプレ?』ではビオレママが登場して「んも〜〜あの子ったらどこほっつき歩いてんのかしら!定期テスト近いってのにー!」と言うシーン、
『インクに願いを』ではややあいまいですが、デイブが「ガンボーを止まらせろー!」と言うシーン、
『ウソつきは夢の始まり』ではかなことドロボーが「邪魔しないでよ!」「そっちがな!」と握手するシーン、です。これらのシーンを見ればだいたい、「何がこの話にとってのハッピーエンドなのか」想像がつきます。

この、どんな話かわかるシーンまでに、登場人物が全員出ているとさらにわかりやすいと思います。アホロの過去公演では今のところ全員出ていますね。

例えばラプンツェルも例にして言えば、ラプンツェルがフリン・ライダーをつかまえてティアラを返してあげる代わりに自分を街に連れて行って空飛ぶ光を見せてくれるよう交渉するシーンです。このシーンで、お客さんは「ラプンツェルが光を見て、フリン・ライダーにティアラを返してあげたら少なくともこの話は終わるな」とわかるわけです。
まあもちろん、そう予告どおりに物語が進むわけもなく、途中で二人が冒険を共にし、恋に落ちたり、フリン・ライダーはティアラ以上に大切なものを見つけたりするわけですが・・

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