仕事を追えない人間に夢は追えない

あーこれ絶対まとまらん。まとまらんまま解き放っていいや。許せ。


「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」というようなタイトルの時間術の本を読んだ。そこに、

「仕事に追われるのではなく、仕事を追いましょう」的なことが書かれていた。

どういうことか簡潔にいうと、「やんなきゃいけない仕事リスト」を全部終わらせて、「暇なときにやればいい仕事リスト」にとりかかっている状態になりましょう、そしてそれを維持しましょう、ということ。

これめっちゃ憧れる。でもおれは職場の「やんなきゃいけない仕事リスト」が空白になったことはほぼない。頑張ったらできるだろうけど、どうしても「明日やれば終わる」状態で徹夜して頑張ろうとは思えず。。このハードルは高い。

で、思った。1年前ぐらいまで「演劇でてっぺんとるぜ!」とか言ってたくせにいま就職しているおれ、おれにぴったりな言葉思いついた。

「仕事を追えない人間に夢は追えない。」

これや。ほんまに。簡単な話だった。

「演劇でてっぺんとるぜ!」って言ってる時のおれの一番の悩みは「やる気が出ない」ことだった。

はいココ!みんな受付でもらったトマトと生卵をガストンに投げつけるタイミングはいココ!ココだよー!

でもねー「やる気」については俺なりに考え抜いた現状の答えは、頑張れば出せるもんじゃないんすよ。環境ですよ。ゲーミフィケーションって知ってる?なんで俺たちテレビゲームは超頑張るのに現実世界はこんな頑張んねーんだっていう研究を大真面目にしてる人たちがいて、超面白いよ。

話戻す。

とりあえずおれは「夢は追えなかった」。端的に言えば、誰からも「やれ」と言われているわけでもないのに、明日やればいいてっぺんとるために必要な調べ物や練習を、徹夜してやる気はしなかったわけだ。そんなことができるのはそれを「好きだから」とか言って黙々とやり続けられる人だけだ。おれはそうはなれなかった。

学生の頃はなれると思ってた。どう見てもムサビでおれが一番演劇好きだったから。6回も作演してる人間はムサビにいなかった。ワークショップに参加して他の演劇人見渡しても、他の「コメディ演劇」を見に行っても同じだった。どれもこれも全然面白くなくてどう考えてもおれがやったほうが「この世におもろいものが増える」と感じた。

ぶっちゃけこの辺↑は未だにそう思ってる。あ、トマトまだ残ってますか?投げてもいいですよ。

でもそれでも、「このままやってて上手くおれを自己満足させられる状態」にはなれそうもなかった。←これ人生のゴールだと思う。自己満足が全て。自己満足の中にどれだけ他己満足を巻き込めるかが全て。

話戻す。

そんなこんなでおれは夢を追いかけるやる気がなく、「このままじゃ時間の無駄だから」就職した。デザインもっと勉強して、いつかまた演劇やれたらいいなあ。働きながらでも頑張ったら出来るだろうし、その時はポスターとかももっとカッコ良くして脚本も練って、、と思ってる。

で、いざ就職して見たらおれは夢どころか仕事も追えなかった。

学生時代は、サラリーマンをバカにしてた。

1日の仕事頑張ったっつって、家に帰って8時くらいからビール飲んで、金曜に浮かれて月曜に沈んで、そんな人生バカバカしいと思ってた。まあそれは今も思ってるんだけど、でも今おれそうなっちまってる。

金曜日が楽しい。土日が楽しい。月曜もまだ一応楽しめてるけど、結論、「平日より土日の方が楽しい」。

うーん待って違う。

違う。

この辺だけ話すと、「就職乙」みたいになる。違う。おれは「夢追いかけて演劇やってる人」のことだってちゃんとバカにしてる。飲んでるくせに何努力家気取って。バカみたい。しょぼいポスター作って。バカみたい。20代の頃からずっと作演やってる人はどうやって外のレベルを知ればいいんだ?

少なくとも今の会社に就職して心からよかったとおれ思ってるんだ。

じゃなかったら、商品やサービスのボディコピーが一文字単位で塾考されていることを知らなかった。名刺の上では0.05ミリのズレを肉眼で確認できる感動を知らなかった。企画を考える上では「面白さ」だけじゃなく死ぬほど客観視しなきゃいけないことも知らなかった。それら未知の世界を「当たり前」と笑いながら毎日週5でやってる大人たちのレベルの高さを一生、知らなかった。

どう考えたって全部演劇に活かせる。演劇畑なんて要は「ビジネスの素人畑」だ。「デザインの素人畑」だし「広告の素人畑」だし「マーケティングの素人畑」だ。僕は作品を作ることよりも「演劇?知るか誰が見るかよ気持ち悪い」と思ってる奈良県の高校のサッカー部のイケメンの岡部くん(そんな人知らない)を劇場に連れて来ることの方が興味ある。だったらもう就職した方が絶対よかったじゃん、と今なら言える。いや6回やってよかったけど。

ほれみろ全然まとまらん。
まとまらんからいままでブログ更新しなかったんだこの野郎。

とにかくとにかく、

演劇を辞めた人を「夢を諦めた人」とひとくくりにするな!

演劇をやってる友達に平気で「夢に向かって頑張れ」なんて言うな!

そう言われるとそいつは「またそう言われたくて頑張る」んだ。好きだから頑張るんじゃない。褒められたくて頑張りはじめる。そうなると世も末。おしまい。「夢に向かって頑張ってるおれかっこいい」という邪心が邪魔をして目の前のクソみたいな素人レベルの演出が目に入ってこない。

クソみたいなものを作っても、四方八方褒めてくれる。それが友達だ。とはいえ友達しか呼べない程度の集客力しか素人劇団にはないから、褒めてもらって終わる。それを繰り返す。陽は当たらない。

だから黙々とやるしかない。

おいらは邪心の塊だから黙々とはやれない。
好きなことなんてこの世に一つもない。全てにおいてにわか。

↑すごいこと書いてる。朝から楽しい。

なんかの本で読んだ。

「自信家は一度折れるともろい」

前までは、「へー」と思ってた。
今は、「本当だ」ってなってる。

話戻す。

おれは夢を追ってたんじゃない。夢に追われてたんだ。

演劇が好きで演劇をしてたんじゃない。
夢を追いたくて演劇をしてたんだ。

次は、演劇をしたくて演劇をしたい。
夢じゃなくていい。演劇は趣味でいい。

仕事をしながら演劇をしたい。それが出来た時おれは初めて、「仕事を追えた」ことになるから。

Posted from するぷろ for iOS.

Posted from するぷろ for iOS.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です