いいもの作るだけは飽きた

こんにちは。やべえなんもやる気しねえ。ガストンです。

僕は大学のパフォーマンスサークル(epa!)を4回、演劇サークル(劇むさ)を1回、オープンキャンパス制作委員会を2回経験してきました。大勢(20人以上)でひとつのもの(イベント)作るという経験についての話です。時には演出という人に指示を出す立場も経験しました。そして今はパフォーマンスサークルの後輩に、練習はこうしたらいいよとか、組織にいい空気を作るにはこうしたらいいよとかアドバイスしてます。でもね、いい舞台を作ろう!がんばろう!って単純に頑張るのもう飽きた。というかそれだけじゃ我慢できなくなってきました。

ものを作る全過程

みんなで「いいもの作ろう!」ってなって制作する全過程をバーっと言うとね。ステップ1.数人の企画メンバーが企画を立ち上げて人集める。ステップ2.人が集まってものを作り始める。ステップ3.後半、「このままで良い物作れると思いますか?」みたいな深刻な会議が開かれたりして一部が修羅場と化す。ステップ4.なんだかんだ言って全部終わる。打ち上げ。反省会。ステップ5.次回もやりたいという人が残る。で、ステップ1へ戻って繰り返す。はっきり言って半年や1年かけてもの作るっていう大掛かりなことでさえ、何回もやってるとこと大体どんな感じになるかわかってくる。先が見えてくる。この流れが不満だ。どんなにつまらないもの作っても「よかったよかったみんな頑張った」ってなる。どんなにいいもの作っても「あそこをもうちょっとああやればもっとよくなったのに」ってなる。公演アンケートには「よかった」と書いてくれるお客さんが大半。団体のOB・OGの方々が好き勝手言ってもっとこうした方がいいんじゃないかとか書いてる。キリがない。みんな「いいものを作ろうとする」ことだけやればいいと思ってる。そこから抜け出せてない。

具体的な目標がないと自己満足に終わる

要は、「いいもの作ろう」なんていう抽象的な目標だと、最終ゴールは結局のところ自己満足になっちゃう。学生が集まってお金を出し合って誰に頼まれたわけでもないのに自主的に舞台作ってる。そこには団体の具体的な目標ーーー例えば、前回は入場者数が2000人だったから今回は入場者数2300人を目標に頑張ろう!などーーーがない。epa!も劇むさもオープンキャンパス委員会も、そういう具体的な数字の目標をかかげてはいなかった。だが実際、自分が上に立って演出をやった時はそこまで手が回らなかった。悔しい。

3-5年間計画を立ててやりたい

今思うのは、「いいもの作ろう!」って言ってものを作るんじゃなくて、企業がやってるようなことをやりたい。利益を最大にすることを第一に考え、過去すべてのデータを睨みながら今回はどれくらいの数字を目標に掲げるかとか考えたい。で、例えば入場者数こんだけを目標にしてやるぞ!ってやったなら、その数字を超えられなかったらどんなにアンケートに「よかった」と書かれたところで、結果を「失敗」だと受け止める。それくらいの環境でものを作りたい。成功、失敗をはっきりさせたい。それが出来ないのは要は、epa!も劇むさもオーキャンも、参加する学生の多くが「これでおしまい」だから。成功、失敗をはっきりさせてもし失敗になったとき、次参加しない人が報われないから。これが企業だと違う。大人の彼らは自分の会社に数年間確実にいる。epa!を5年間毎年やると約束されるようなもんだ。そうともなれば最初の1,2年は練習期間だ。5年目には意地でも「成功」させたいと熱くなるだろう。それが学生団体だと到底できない。

何年間も見据えた組織のマネジメントがやりたい。epa!も劇むさも、公演日時が決まってて公演回数が決まってて満員御礼になったところで見てくれるお客さんの人数やチケット売り上げの限界は見えてる。さらにそれらを過去公演の業績と比較してどうだったっていうデータをepa!も劇むさも持っていない。というか比較したところで「考えられる最大の売上」が小さいからあまり意味がない。ここ5年間、入場者数は右肩上がりで5年前と比べると今年は倍近いです、なんてこと絶対にない。さしずめ展示室に入る客席数は限界があり、毎年似通ったキャパになり、チケット売り上げは60%〜100%の範囲でどれくらいか、という結果になる。オーキャンや卒業委員会、もっと言うなら広報入学センターで仕事をしたときもーーー自分は広報入学センターに一時的に雇われてオープンキャンパスのwebを作ったことがあるがーーー過去数年分の入場者数のデータと今年の入場者数目標などは上から降りてこない。もともと何のためにこのイベントをしているのか、どれくらいがノルマで、今後どれくらいの数字を叩きだして行きたいのか。そのためにこうすればいい、といった引継ぎ資料はないのか、などなど。広報入学センターでwebの仕事をしながら、もっと企画段階から関われたら色々貢献できたのに、というかディレクションやりたい・・・と思ったりしていました・・・

ものづくりのグループワークにおいて、チケットがどれくらい売れたか、どれくらいの人が来てくれたか、についてこだわってガミガミ言ってると、仲間から少し温度の低い目で見られた経験が何度かありますが、自分たちどれくらいの利益・価値を出せているかを、自己評価や身内での評価だけでなく、具体的な数字でも把握すること社会に出たら非常に重要、というか常識だと思うんですがみなさんどうすか。これからも「いいもの」を作り続けますか?

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