起床科学研究発表

おはようございます。今日はすごい雪ですね。びっくりです。田中一光の前後左右という展覧会を見に行こうと思ってましたがもちろんやめます。明日行きます。

皆さんは起床科学という言葉をご存知でしょうか?これは、2013年1月14日午前11時40分頃に起床科学の第一人者、山口翔平氏が提唱した概念で、「人は朝、なぜ起きられないのか」「どうすれば起きられるのか」を非科学的にしかしいたって合理的に解明しようという学問です。おいそこ失笑するな。

というわけで、今日はその研究成果の一部を発表したいと思います。おいそこ失笑するな。

まず、有名な話ですが睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。これはマジね。レム睡眠の時に起きると目覚めがよく、それは睡眠時間90分周期で訪れます。個人差があるそうですが、僕はまさにこれを実感している者なので、睡眠は必ず1時間半、3時間、4時間半、6時間のどれかにしています。目覚ましをセットするときにどのくらい寝るか決めて、レム睡眠時に起床できるよう目覚ましをセットします。これが僕の起床科学の大前提です。

さて、「起きれない」ことには何種類もの原因が挙げられます。順番に見ていきましょう。

・目覚まし拒絶問題 難易度 ☆

問題点 ) 朝起きると予定よりも大きく寝坊しており、目覚ましは「鳴ったよ?鳴ったけどお前起きなかったもん」と言わんばかり。あまりに深い眠りについて全く音が聞こえなかったことに起因する。

解決策 ) 十分な睡眠を取れば基本的に回避できる。山口自身の記録では、カラオケオールから帰宅してすぐ寝て、2時間以内で起きようとするとこの現象にさいなまれることがわかっている。さすがにレム睡眠うんぬんの問題ではなくなってしまう。疲れきっている時は、4時間半か6時間寝ることにしている。次の日の朝早いなら早く寝ろ。またはそのまま起きてろ。

また、夜寝る前に「明日は◯時に起きる、明日は◯時に起きる、明日は◯時に起きる……」と頭のなかで唱えると断然起きられる可能性が上がる。山口に限った話かもしれないが、これはマジ。寝る前に強く意識したことは実は寝てる間にも反芻されているっぽい。だから普段強く思ってることが夢に出たりもするんじゃないかな。すごいときは目覚ましなくてもほんとに意識した時間丁度に起きられる。一度試してみる価値大。

・二度寝問題 難易度 ☆☆☆

問題点 ) 目覚ましで起きてもまた寝る。体は起きても脳が起きていないことに起因する。

解決策 ) これの解決策はいくつかあるので列挙する。

・目覚ましのスヌーズ機能を使う。効果レベル 1

スヌーズ機能とは繰り返し鳴る機能のこと。基本だが、これは強力。ただし睡魔に乗っ取られていると「スヌーズ機能OFF」にしてから二度寝することもあるので注意。

・目覚ましをベッドからなるべく遠くに置く。効果レベル 2

一度ベッドから出て歩かないと止められないようにする。

・目覚ましをなるべく高いところに置く。効果レベル 2

背筋を伸ばさないと止められないようにする。筋肉を使うことで目を覚ます。

・大音量の目覚ましにする。効果レベル 3

びっくりして目を覚まさせる。心臓に悪いがしっかり起きられる。

・むかつく目覚ましを買う。効果レベル 4

コロコロ逃げまわる目覚ましや振らないと止まらない目覚ましアプリなどを使う。僕がしばらく使っていたおすすめがこれ。調べるとこういうのはたくさんある。

https://itunes.apple.com/jp/app/kureijiaramu-wu-liao-ban/id382249720?mt=8

・意識的二度寝問題 難易度 ☆☆☆☆☆

問題点 ) 体も脳も起きているにも関わらず、意志の弱さにより自ら二度寝を選んで二度寝する。起床科学の基本となる「起きてすぐのおれはおれじゃない」理論の上に成立する現象。朝絶対に起きなければならない予定が特にないことなどに起因する。

解決策 ) これもいくつかある。睡魔に乗っ取られた自分の体が二度寝を選択する前に、いつもの自分に戻ろう。

・深呼吸する。効果レベル 3

起きてすぐは脳に酸素が行っていないため適切な判断ができなくなっているので酸素を送る。ベッドの中でもいいから騙されたと思って一回やってみ。効果抜群。

・水を飲む。効果レベル 3

水を飲むと体内の臓器が数時間ぶりにフル回転して体が内側から目覚める。これもまじで効果抜群。冬は保温ボトルに入れといたお湯を飲むのがベター。冷たい水は目が覚めるっちゃ覚めるけどそれでもお腹に悪い気がする。

・夜、カーテンを全開にしておく。効果レベル 4

目が覚めたときに日光を目と体が感じると起きやすくなる。これもまじで効果を実感できる。「朝起きてからではカーテンをあける」という選択において意志の強さを必要とするので、夜寝る前に開けとくべし。「朝のおれはおれじゃない」。それを認めることから始まる起床科学。

・自分へのメッセージを読む。効果レベル 5

夜寝る前に、朝起きて睡魔に乗っ取られている自分を覚醒させるための熱いメッセージをA4の髪にマッキーの太い方ででかでかと書いて目覚まし時計の下に強いておく。たとえばこんな感じ。

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「また君は同じ過ちを繰り返すのか」

メッセージはなんでもいい。自分が「ハッ」とするのがいい。「◯◯(課題名)やらなくていいのか」とか「やれるもんなら起きてみろよ」とか「こんな生活に親は金払ってくれてるんじゃない」とか。最後のやばいな……

とにかくこれは本当におすすめ。おれよくやってる。憑いてる睡魔を除霊できる。

・朝、予定を入れる。効果レベル Wow!

これが睡魔除去の最終手段。意志の弱さうんぬんの話ではなくなるから。

今ムサビ生は春休みまっただ中なわけで、人によっては朝起きる理由が全くない。でもおれみたいな矛盾野郎は11時とかに起きると「おれ何やってんだろ……」と自棄になる。これを防ぐには朝起きなければならない理由を作ること。この際、「あの展示を見に行く」とかではだめ。「やっぱやめよう」が効くから。友達と会う予定を入れたり、何かしら予約制のものでないとだめ。寝坊したら人に迷惑をかけるという危機的情況を自ら作る。

もしこれと同じ悩みを持つ友達が周りにいたら、そのためだけにお互いの近くの喫茶店などに朝何時集合と予定を入れてしまってもいいんじゃないかしら。人に頼ろうよ。悪いのは睡魔なんだから。

以上、僕の起床科学研究発表でした。いかがでしたか?

読んでいただけるとお分かりかと思いますが、後半では「朝起きてすぐの自分は睡魔に脳を乗っ取られて正しい判断ができなくなっている。本当の自分ではない」という理論に基づいて(開き直って)、客観的に一歩引いた位置から自分の行動を誘導することを心がけています。自分へのメッセージとかね。

自分の脳と体はいわば飼い犬みたいなもんだと思ってます。「こいつはご褒美を与えるながらやるとお手を覚えるんだなー」とか「ご褒美あげすぎるとと怠け者になるんだなー」とか観察しながら、思考さえコントロールすることを心がけています。「おれはこういう情況になると二度寝する傾向があることが観察によってわかったから、そういう情況自体を作らないように次からこうしよう」という具合です。なのでみなさんも自分を客観的に観察して次の手を考えてみて下さい。そして言わずもがなこの思考法は起床科学以外でも人生のあらゆる場面で役立つものだと思います。

なんか真面目な話になっちゃった。

このブログこういう傾向あるよね。ブログ科学だね。

最後に、調べてたらこんなのも出てきました。

「絶対起きれるアラーム機能付ベッド」

http://10000douga.blog90.fc2.com/blog-entry-640.html

さすがに嫌だなあと思いました。