留学先で授業をさぼることにした

こんばんは。「おれお前がどんな人生歩もうがほんとにどうでもいいからね」って赤の他人に言ってみたい。でも失礼だからそんなことしない。ガストントンです。

概要 : ロンドンまできたけど留学先の授業が面白くなかったからキャンセルしました。

前置き : 今短期留学でロンドンに来てます。語学学校に2週間通い、その後美術系の大学に2週間通って合計1ヶ月で留学は終わりです。美術系の大学はセントラル・セント・マーチンズっていう世界でも有名なアート・デザイン大学で、そこが春に開講しているショートコースの授業を受けに来たのです。僕が予約したのはクリエイティブ・ドローイングとグラフィック・デザインforビギナーっていう2つのコース。どちらも1週間で終わるショートコースです。今、留学4週目。

内容 : 先週の月曜がクリエイティブドローイングの初めての授業でした。ドローイングの授業です。これが、面白くなかったんです。面白くなかった理由は2つ。

1つ目は、授業内容が簡単で単純でつまらなかった

2つ目は、先生の言ってることが日本の美術教育とあんま変わらないように思えたから。

1つ目の簡単だったってのはまさにそのまんま。ただのドローイング。「じゃあ今度はこういう持ち方で筆を持ってやってみよう」とか。つまらなかった。

2つ目の日本の美術教育と変わらないというのもそのまんま。ただのドローイングなら受験時代に嫌というほどやった。そして、おれがうけたドローイングのコースの先生は授業の初めにしばらくドローイングにおける大事な考え方について話してくれた。それは山口の苦手な抽象的な話だった。英語なのでよく聞き取れなかったが、授業が始まってからも大事なことは先生が繰り返していうから大体わかった。見るな、感じろ、ということを言ってる。モデルは女性の裸体だったが、手をかざして長さを測ってたらやめさせられた。感じろ、と言ってる。「正確に描く必要はありません好きなように描きなさい」という日本の教育に似てるものを感じて、嫌だった。

僕はショートコースの2日目の朝授業前、先生に相談した。

「この授業は僕には簡単だし、日本で似たことをやりました。ショートコースを変えたいです」

話はすごくすんなり通って、コースを変えられることになった。同じ料金のコースに今から変えれるっぽい。想像以上に柔軟な対応にびっくりした。すごいぞセントマ。日本じゃこうはいかないんじゃないか。

で、そこからは事務の人のとこに行って、理由ももっかい話してコースを変えようってことになって、同じ週にやってる別のショートコース一覧を眺めた。1つだけ目を引く項目があったが、そのコースは定員いっぱいで無理だった。まあ柔軟な対応とはいえそういうこともあるよねセントマ。

で、結局、その他の「んーまあまあ面白そうだね〜」と思うショートコースと家で黙々とwebサイトの制作をすることを天秤にかけたら、後者が勝っちまった。やっちった。

で、結局、その日は夕方に帰ってそこからその週、土日も含めて(動物園行くつもりだったけど外は寒かったしwebは熱かったしでやめた)ずっとweb制作してましたワロチ。

これは怒られるんじゃないか。さすがに留学の費用払ってくれてるご両親にも感心されないんじゃないか。ロンドンまで来て何やってんだ。

反感をくらうのはわかる。だがおれがロンドンに来た理由はドローイングがうまくなりたかったからじゃない。同じドローイングの授業といえども日本とロンドンとじゃ教育の方針が違うよ的なことを小耳に挟んだからだ。でも一緒のように感じたんだ。我ながら落胆したんだ。しかもその時web制作がまじではかどってて楽しくて楽しくてしょうがなかったんだ。僕は楽しい方を選んだ。お金を無駄遣いしたとは思う。もっとクリエイティブドローイングというショートコースがどんなもんなのか調べてから決めるべきだった。雰囲気と勢いで決めたからこうなった。でも留学なんて雰囲気と勢いに身を任せないと踏み出すことさえできなかったじゃん1ヶ月前のオレ。勇気振り絞るのに精一杯でコースの内容とか「どうせどれもおもろいやろ!ロンドンなんだから!」と思ってた。

全然違った。日本にも楽しいこととつまらないことがあるようにロンドンにも楽しいこととつまらないことがある。「外国」は行ってしまえば「外国」でなくなる。そこには街があって、家があって、生活があって、日常があって、暮らしているのは日本と同じ人間だった(おっいいこと言った?)。

ロンドンに来て気づいたこと。ロンドンはすごくない。そもそも国規模ですごいだの言うもんじゃない。国なんて存在しない。存在するのは人。よいかイガラム、国とは人なのだ。byコブラ(ONE PIECE)

今ロンドンでグラフィックデザインフォービギナーっていう別のショートコースを受けてる。そこの先生はおもしろい。よかったこの授業受けて、と、ちょっと思った。おれは、おれが国を渡る理由はそこの国土に足をつけることではなくてそこに住んでるおもろい人に会うことでありたい。

そんなことに気づけた留学。自信作のwebサイト作れた留学。悔いはない。お金は無駄遣いしたかもしれないけど、時間は無駄遣いしなかったと思ってる。どうですかね。

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