IELTS受けて感動した

こんばんは。風呂あがりにパンツ一丁でブログ書いてると、体にどんな変化があるかっていうと、冷えるね!ガストンです。

先日、IELTSという英語の試験を受けて来ました。

IELTSというのはTOEICやTOEFLのような世界に自分の英語力を証明するための英語試験で、主にイギリスやカナダなどへの進学に有力です。僕の知り合いの先輩には大学卒業後、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズなどの大学院に進学しようとIELTSの試験を受ける人が数人います。

で、このIELTSを受けて身も心もボロボロに打ちのめされ、いかに自分が今まで大学で英語の勉強をしてこなかったかを思い知らされたガストンですが、同時にIELTSという試験にとても好感を持ちました。

とりあえずどんな感じだったかをレポ。

受付〜試験開始まで

新宿から5駅くらいの市ヶ谷というところに会場はありました。身分証明書としてパスポートを提示したり証明写真を会場で撮られたり指紋認証システムまでやるらしかったりと随分厳格な受付システムだなあと思いきや指紋認証システムがなぜか今回だけやらないことになって試験官の人も「なんかやらないらしいですハイ」とか言ってるそんな受付システムでした。

会場までの間血眼で参考書を読み漁ってる人もいれば、ただつったってぼーっとしてる人もいました。もちろん僕は血眼でかわいい女の子探しに勤しんでいました。

会場案内の時には日本語を話していた日本人スタッフも、試験の説明に入った途端に流暢な英語を話しだしました。そのギャップに萌えるもつかの間、英語による説明が全部聞き取れなくて見事なデレツンを食らわされ試験は始まりました。

第一関門【耳の試練】リスニング

うん、むずい。高校のセンター試験とは比べ物にならない。というかまず問題文をパッと見て選択問題が半分くらいしかないことに気づき愕然とする。

なんだよ…これ…ライティングしなきゃだめじゃん…

さらにすべての問に関して一回しか聞くチャンスがないと知りまた愕然。

なんだよ…よくわかんないまま終わるやつじゃん…

結局まともに戦うこともできずにリスニングは修了。

もう帰りたい\(^o^)/

第二関門【目の試練】リーディング

リスニングからほとんど休みの入らぬまま次なる試練リーディングに突入。問題用紙を見るとなんとか気が遠くならずに済みそうな分量の長文が3つ並ぶ。長文問題ならセンター対策でもやったしまだなんとかいけるんじゃないかと思うも、知らない単語多すぎてなんとかいけずにまた撃沈。唯一解けそうに思えた「次の文章はそれぞれさっきお前が読んだ文章とあってるかどうか答えろ」という問題。

「これならあってるかあってないかだからまぐれでも50%の確率で当たるぞ!!」

と思ったら選択肢が

「あってる」

「あってない」

「そんなのどこにも書いてない」

という3択問題であることを知り、これまたオワタ\(^o^)/

第三関門【手の試練】ライティング

ライティングてどんな試験なんだろ??想像もつかないよー怖いよーと不安を抱えるも問題用紙と解答用紙をひと目見て一件落着。

問題用紙には設問が2つしか書かれておらず、「グラフを見てわかることを150ワード以上で説明せよ」という問題と、「最近こういうことが社会問題として取り上げられていますがお前はこれについてどう思うよ?250ワード以上で見解を述べよ」というような問題でした。

なるほどなるほど!!ライティングってこんな感じなんだね!!オワタ\(^o^)/!!

…しばらく解答用紙も僕の頭も真っ白のまま数分経過した後、嘔吐するように脳みそから英語を絞り出した。ふぅ… 最終的に時間内に150ワード以上、250ワード以上ちゃんと書けたか確かじゃないがもはや試験の時間をなんとか乗り切っただけで達成感を感じちゃってるあたり、おれオワッテル\(^o^)/

第四関門【喉の試練】スピーキング

ライティングまで終わった所で初日の試験は終了。おバカな僕は終了後のアナウンスではじめて知ることになるが、試験は2日間にわたって行われるようだ。生殺しのまま帰路につき、翌日、スピーキングの試験を受けた。

受付を済ませると小部屋で名前を呼ばれるまで待つ。しばらくすると外国人(面接官)が定期的にやってきて、受験者の名前を呼んでは笑顔で別室へ連れて行っている。僕の名前が呼ばれてイケメン紳士と別室へ。

試験はマンツーマンだった。

最初は軽い自己紹介から始まって、徐々に質問がお固いもの(社会問題に関するものなど)になっていくのは苦しかったが、面接官の笑顔に救われた。その笑顔の裏できっちり点が引かれているのだと思うとやはり苦しかったがそれでもイケメンなのでなんとか現実逃避に成功した。

こうして僕の初☆IELTS試験は無事、オワタ\(^o^)/

さてさて、そんなこんなでボロボロだったIELTSですが、それでも最初に好感的だったと言いました。ではいったいIELTSの何が好感的だったのかというと、「ごまかしが効かなさそう」だというところです。

もうお気づきかと思いますが、IELTSにはセンター試験にあった発音問題や文法問題などが一切ありません。リーディングは長文のみです。発音問題はスピーキングで自己紹介や質疑応答をしながらチェックされます。こんなスッキリした試験は今までありませんでした。

例えばセンター試験。僕は英語のセンター試験の対策はバッチリやっていました。「ここが狙われるポイント!」なんて書かれてあるような文法の参考書を何周もやっていました。すると、模試などを受ける際、文法問題を一目見ただけで「この問題はあの知識がおれにあるかどうかを見ようとしていて、さらにあの手でひっかけようとしてくる」というのがわかるようになります。この辺りから点数がグンと伸び始めました。

しかしそんな「対策」をやりながら、僕はずっとその勉強に疑問を抱いていました。なぜなら、「数をこなして、問題を作った人の気持ちを汲み取る」という行為は「勉強」ではないと思うからです。むしろTVゲームに近い。モンスターハンターなんかに近い。場数をこなしていると、だんだんモンスターの動きの癖なんかがわかるようになってくる。ゲームだから敵はプログラミングされた動き以外のことはしてこない。センター試験は、そんな風にある程度「型」が決められた中で行われる茶番とも思えました。

(まあ、できるだけそういうことを考えないようにしたおかげで今ムサビに通えてるわけだけど…)

しかし型にハマるというのは試験というものの定めなんじゃないかとも思います。「去年は簡単だったけど今年は難しかったぞクソ野郎!!」なんてことが起きないために「ここまでの知識を問おう。これ以上の難しい知識は問わない決まりにしよう」というルールを決める必要がある。

しかし英語などの「言語」はもともと、柔道の白帯、黒帯のようにレベル分けされたものではないはずです。例えば2つの単語があって、どっちが難しい、どっちが簡単なんていう基準は実にあいまいなはず。それを無理に「英語力」などと呼んで測ろうとするから「型」が生まれる。学生は、気がつけば「英語」ではなく「型の攻略法」を学んでいた、という事態になる。

言うまでもなく「センター試験で仮定法の文法問題が出た時によくあるひっかけ問題の型」を覚えていたって、その知識は向こうの国では全く役に立たない。そんなことよりも「えっごめん今なんて言ったの?もっかい言って」とか「今お前◯◯って言ったけどおれその単語知らんわ、意味教えて」とかの言い回しを知っている方が遥かに役に立つ。点をとれても英語が話せない日本人が多いといわれるのも、こういうところをおざなりにしているからではないかと思う。

IELTSには驚くほど「型」が少ないように感じた。くだらない「攻略法」を学ぶスキがないように思えた。実際に使えるかどうかを直接的に試されている感覚があった。それゆえクソむずいわけだが、そっちの方がずっといい。

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