企画の立ち上げ方

こんにちは!コメダコーヒーの巨大なハンバーガーの食べ方の正解がわかりません!ガストンです!

美大生は企画を立ち上げて無事やり遂げるのが本当に下手だよな。新しくサークルを作るのもそう。芸祭に向けて企画をやるのもそう。企画を立ち上げるということについてなんも考えずにやってる人が多すぎる。もっとよく考えようぜ。友達にもっと上手く指示を出そうぜ。自分らのモチベーションをちゃんと維持させるために何が必要かよく考えようぜ。運営についてしっかり考えようぜ。というわけで今日はガストンが企画の立ち上げ方を伝授するぜ。

ステップその1 友達と盛り上がる

こういうことしたいねって友達と盛り上がる。最初は2人とか3人で話しててまず盛り上がって企画が出来上がる。最初はどの企画もそんなもん。とりあえず盛り上がるだけ盛り上がれ。

ステップその2 自分が全責任者になる

はいこっから戦いスタート。一番大事なのは、「この企画がどのようにして自然消滅していく可能性があるか」を一番最初に考えること。リアルに、現実的に、起こりうる最悪の事態をシミュレーションしてみよう。自然消滅するとすれば、最初にやる気がなくなるのはお前か?友達か?もしお前ならもうやめちまえ。そんなふわふわした奴に誰もついてこない。

「いや、おれは何があっても途中でやめたりしない!」そう言い切れるなら、「自分が全責任者になる」という言葉でもう一度決意を固めろ。つまり、一緒に盛り上がったあの友達がもし明日から突然音信不通になって、2週間後やっと連絡がとれたと思ったら「バイトが忙しくて・・」と遠回しに企画脱退を申し出てきたとしても、お前は諦めちゃいけない。他に友達を集めて最後までやり抜かなくちゃいけない。友達がやめたからという理由は、お前が諦めていい理由にはならない。

ムサビ生を見ていると責任感のない奴らが多すぎるな。もちろんお前はそんなことはないだろう。お前のことは疑っちゃいない。しかしお前の周りの奴らはそんな奴ばっかりだ。そいつらを信じるな。信じられるのは自分だけだ。そいつらがやめたからといって屈してはいけない。そんなのは想定内だ。そう思え。あの元七武海のクロコダイル氏もこう言ってる。

『お前を許そうニコ・ロビン なぜならおれは誰一人 ハナから信用なんざしちゃいねェからさ』

悪役のセリフだがこれは心理だ。根拠なき信用はすべきでない。裏切られないために最初から誰も信用しないのは合理的な対策だ。大事なのは身勝手に信用することではなく、友達がミスしたりお前を裏切った時に対策がとれることだ。

実際には、企画のスタートで2人は危険だ。一緒に盛り上がって企画をこれからやっていこうという友達はお前を含めて3人以上欲しい。2人は危険すぎる。実際のところ相方がやる気なくしたらお前もやる気なくすだろう。だから最低3人からのスタートとしよう。

で、次に「やめるわけにはいかない環境作り」を急ごう。

ステップその3 必要な仲間を揃える

運営好きを巻き込め。そうすりゃ勝ち組だ。とにかく美大生は作りたいやつらばっかりで運営好きがいない。たぶん10人に一人くらいしかいない。運営好きっていうのはどういうやつか。

運営好きな美大生あるある

  • スタッフ募集のポスターをムサビに張るのが好き
  • そんでスタッフが増えるのが好き
  • その増えたスタッフとご飯に行って仲良くなりたがる
  • 会議にお菓子を持ってくる(←これまじ正解。お菓子の持つパワーを舐めてはいけない。)
  • 会計を把握したがる
  • 参加費徴収とか萌える
  • 決算が楽しみ。目指せ黒字。
  • メンバーリストとか作りたがる。
  • エクセルで作りたがる。
  • スケジュール表とか作りたがる。
  • 共有の仕方とかこだわりたがる。
  • twitterとfacebookでどのように告知したり広告展開していくかが楽しみ。やらせろ。
  • twitterとかfacebookで赤の他人から感想もらえたら飛んで喜ぶ
  • epa!とか執行部のような団体なら、引継書づくりに萌える
  • 説明会とか萌える。喋らせろ。
  • 高校のとき文化祭好きだった
  • 人に指示を出したり全体把握するのが好き
  • なんかもう書いてて、運営好きあるあるというかガストンあるあるなんじゃないかって気がしてきたのでこの辺にしとく。しかしガストンに似てる人はムサビにも少なからずいるはず。そしてお前ら「運営興味ない」組には、必ずおれのような運営好きが必要である。

    具体的に言えば、運営好きはスケジュールや会計を管理したりを好んでしてくれるだろう。「このまま行って本番までに間に合うか」を誰よりも気を配ってくれるだろう。epa!や劇むさではこういう立場を「舞台監督」とか「制作」と呼んでいた。同じようなポジションが、他のあらゆる企画においても当然必要なはずだ。

    ただ実際には運営好きが捕まらない場合が多い。しかしこのような仕事を担当する役割が必要であることは覚えていて損はないだろう。

    運営好き以外にも、あらゆるところから必要な人を集める。これをみんな頑張らなさすぎ。この時のために人脈を広げとけと言いたい。1年の時から勝負は始まっているのだと言いたい。リア充になれ。イケイケになれ。初対面の人に「感じのいい人だな」と思ってもらえるスキルを身に付けろ。美大生よ。非リア同士で非リアを共有してリアをバッシングする楽しさはわかる。しかしやりたいことがあるならば、人を集めてやりたい企画があるならば、そこに知り合い以外の他人も呼び寄せてやっていきたいならば!初対面の人に笑顔を振りまき、愛想のいい態度をとり、はきはき喋り、人としての魅力を第一印象から植え付けられるようなスキルを持て!

    さらに言うと、外部から誘ったり、まったく初対面の人が自分の団体に入ったら、その人はゲストだと思え。そいつから参加費をとるのかどうか知らんが、いずれにせよ「お客様」だと思え。友達とばっか話して疎外感を与えてはいけない。早く飲みに行け。ご飯にいけ。話をしろ。そういう努力をちゃんとしろ。仲良しこよしで企画をやる必要はないが、最低限のアプローチはマナーだと思え。

    ステップその4 メンバーを見て団体のゴールを見極める

    いきなりだが、多分、お前の周りにはお前を含めてクソみたいな奴らしか集まってない。仕事に熱心で、誰かに言われなくても自分から動いてくれるような人は一人もいないだろう。それで構わない。学生団体なんてそんなもんだ。理想を求めるな。現実を見ろ。その中でお前が目指すべきゴールを見失うな。「ベストを尽くす」それがお前の目指すべきゴールだ。当初想像していた理想の7割でいい。というかそれが限界だろう。無理に完璧を目指せば、周りの奴らのやる気を失わせて結果5割も満たないクオリティになるだろう。そうなってしまうほどお前はバカじゃないはずだ。諦めろ。理想は諦めろ。

    周りの奴らのやる気を冷静に観察して、それによって影響する自分の今後のモチベーションの動向も加味して、今から自分が目指せるこの団体のゴールとなるクオリティを想像しろ。当初の予定よりもどのくらいクオリティを下げる必要があるか考えろ。一番怖いのはお前が理想と現実のギャップによってやる気0になってしまうことだ。一度そうなったらもう0のまま最後までズルズルいくしかない。そんなお前に他のメンバーは目も当てられないだろう。お前が自分を保つために、お前の周りにいるクソみたいな奴らをどうすればちゃんと使えるか考えろ。「あいつの仕事はこれをやることのはずだ。なんでやってくれないんだ」ではなく、「あいつの仕事はこれをやることのはずだけどあいつはやらない。ならばアレならやってくれるんじゃないか?」とか、「これはやってくれないけど半分でいいならやってくれるかも」とか、考え方を変えろ。妥協しろ。妥協すべきポイントを間違えるとどんどんクオリティが下がっていく。ムキになっても意地になっても損をするのはお前だ。というか全体だ。最終着地点を少しでも「マシ」にするためにどうすればいいか考えろ。

    ステップその5 最後までやりきる

    もうわかっただろう。企画なんてそんなもんだ。上手く行くことのほうが少ないんだ。当たり前だ。そういう基準でお前は動くべきだ。企画なんて、人を集めて最後までやり切れたら大成功なんだ。とにかく最後までやりきれ。嫌でも最後までやりきれ。どんなに苦しい最後になっても、やりきりさえすればその経験は100パーセント後に活かせる。責任を持つというのは苦しいことだそれを経験せよ。間違っても「みんなで作ろう」とするな。なんなら例え肩書が代表じゃなかったとしても自分が属した団体では「自分がよくしていこう」と努力しろ。

    多くの美大生が、「自分で企画を立ち上げて、自分が代表として動いて、最後までやり切る」という活動を、4年間で一回しかやらない。0回の人の方が多いんじゃないだろうか。だからみんな下手なんだ。経験がないんだから当たり前だ。できるなら、「自分が下っ端として何かの企画に参加する」という経験を事前に何回か経験した上で、自分で企画を立ち上げるべきだ。成功する確率がまるで違うだろう。

    おれは下っ端としてepa!を3回劇むさを1回、その他映像作品に4回学外イベントに3回、代表としてepa!を1回アホロを2回やってる。みんなが素人に見えてしょうがない。見ていて、「あれをああやってああすればいいのに。ええいおれに代表やらせろ」と思うことばっかりだ。自分より運営が上手い人なんて指折り数えるぐらいしかいない。おれが出会っていないだけで、ムサビにはまだまだたくさんの運営好きがいることを信じている。